LINE公式アカウントの名前は変更できる?認証済みでもOK?変更方法と注意点を徹底解説!【2025年版】

LINE公式アカウントの名前は変更できる?認証済みでもOK?変更方法と注意点を徹底解説!【2025年版】

はじめに:なぜアカウント名が重要なのか?

LINE公式アカウントの名前は、お店や会社のブランドイメージを決定づける「」そのものです。友だちリストや通知画面など、ユーザーが最初に目にするこの名称ひとつで、アカウントへの第一印象や信頼度が大きく変わってしまいます。

特に、今の時代は数多くのLINE公式アカウントが存在します。せっかく良い商品や独自のサービスを持っていても、アカウント名が分かりづらかったり、古い事業名やブランド名のまま更新されていなかったりすると、「これは何の公式アカウントだろう?」とユーザーが疑問を感じ、結果的に友だち追加をためらったり、最悪の場合はブロックにつながることもあります。

「でも、一度決めたアカウント名って、途中で変えられるのだろうか?」

「特に認証済みのアカウントは、信頼性を担保している分、変更できないのではないか…?」

このような疑問は、アカウント運用担当者の方々からよく寄せられます。本記事では、2025年最新の情報に基づいて、LINE公式アカウントの名前を変更できるケース/できないケース、具体的な変更方法、そして変更時に見落としがちな重要な注意点までを、初心者の方にも分かりやすく、徹底的に解説していきます。

第1章:LINE公式アカウントの名前、変更できる?できない?

結論:認証前であれば変更は可能。ただし「アカウント名」と「ID」で扱いが異なる

まず、LINE公式アカウントには、主に「アカウント名」と「ID(@〜)」の2種類の名称が存在します。それぞれの役割と変更可否の扱いは次の通りで、混同しないように注意が必要です。

種類内容変更可否
アカウント名友だちリストやトーク画面、プロフィールページなどに表示される、ユーザーが認識する名称条件付きで変更可
ID(@〜)固有の識別子。LINE内検索や友だち追加のURLの一部に利用される技術的な名称原則変更不可(プレミアムID購入で希望の文字列利用可)

つまり、ユーザーが普段目にする「アカウント名」自体は変更することが可能です。ただし、そのアカウントが「未認証」か「認証済み」かによって、手続きや制限の有無が大きく変わってきます。

未認証アカウントの場合:柔軟に自由に変更可能

個人事業主や小規模店舗、または試験的な運用などで利用されることが多い「未認証アカウント(グレーバッジ)」の場合は、名前の変更に関して最も自由度が高く設定されています。

  • 管理画面からいつでも、何度でも名前を変更できます。
  • 手続きは簡単で、数分で新しい名前に反映されることが多い
  • 再審査などは不要
  • スマホアプリからも手軽に変更可

この柔軟性のおかげで、事業名の微調整、季節に合わせたプロモーション名、あるいは本格的なブランディング変更など、状況に応じて柔軟かつスピーディに対応できるのが大きなメリットです。

LINE公式アカウント名を変更する際の重要な注意点

LINE公式アカウントの名称変更を行う際は、以下の2点に特に留意してください。

1. 変更後は7日間、再変更ができません

アカウント名の変更処理が完了した後、システム上の制約により、そこから7日間(一週間)は、続けてアカウント名を再度変更することはできません。名前のスペルミスや表記揺れがないかなど、変更を確定する前に必ず最終確認を行いましょう。

2. アカウント名には20文字までの文字数制限があります

設定できるアカウント名には、全角・半角問わず20文字以内という制限が設けられています。

また、文字数制限内に収まっていても、長めのアカウント名を設定した場合、ユーザーが利用しているスマートフォンやタブレットの機種、またはLINEアプリの表示設定によっては、友だちリストや通知画面で名前の後半部分が途中で省略されて表示されてしまうことがあります。

そのため、伝えたい重要なキーワードやブランド名は、アカウント名の前半部分に配置するなど、表示のされ方を意識して設定することをおすすめします。

認証済みアカウントの場合:申請と厳格な審査が必要

LINEの運営元によって公的な審査を受け、企業としての信頼性や実在性が認められている「認証済みアカウント(紺色バッジ)」の場合、名前の変更手続きはやや異なります。信頼の証である認証を受けているため、変更理由と変更後の内容の妥当性が厳しく問われ、再審査が行われます。

✅ 認められやすいケースの例:

  • 会社名や屋号、店舗名が法的に正式に変更になった場合(登記簿謄本などの提出が必要になる場合があります)
  • 同一事業内で、製品やサービスのブランドリニューアルを正式に行う場合
  • 表記の誤字脱字の訂正や、より検索性の高い名称への調整

❌ 認められないケース(却下されやすい)の例:

  • アカウントの中身(事業内容)が全く変わっていないにもかかわらず、全く別の会社名や店舗名への変更
  • 第三者へのアカウントの譲渡や転用を目的とした名称変更
  • 変更後の名称が、LINEの審査基準やガイドラインに抵触している場合(他社の商標や公序良俗に反する表現など)

また、認証申請中のアカウントは、名前の変更は一切できませんので注意が必要です。認証済みアカウントの名前変更の審査には、通常数日〜数週間程度かかる場合があるため、変更が必要な場合は余裕をもって手続きを行いましょう。

第2章:LINE公式アカウントの名前変更方法と注意点

変更手順(PC版:LINE Official Account Manager)

最も確実で詳細な設定が可能なPCブラウザ版の管理画面からの変更手順は以下の通りです。

  1. LINE Official Account Manager にログインします。
  2. 画面右上に表示されている「設定」をクリックします。
  3. メニューから「アカウント設定」を選択します。
  4. 基本設定」タブが開いていることを確認します。
  5. 「アカウント名」の項目の右側にある「編集」ボタンをクリックします。
  6. 新しいアカウント名を入力し、「保存」ボタンをクリックして完了です。

▶︎スマホアプリからの変更も可能

スマホアプリからも、「ホーム」→「設定(歯車マーク)」→「アカウント情報」→「アカウント名」の順に進むことで、同様に変更手続きを行うことができます。

認証済みアカウント特有の重要な注意点

認証済みアカウントの変更は、再審査を伴うため、以下の点に特に注意してください。

  • 再審査に数日〜数週間かかる場合あり
    • 審査が完了するまでは、アカウント名が旧名のまま表示され続けることがあります。特に重要なプロモーション期間中に名前変更を行う場合は、そのタイムラグを考慮に入れる必要があります。
  • 審査NGとなる可能性がある
    • 変更後の名称がLINEの定める審査基準(他社商標の侵害、公序良俗に反する表現、アカウントの目的と著しく乖離した名称など)に沿わない場合、変更が却下される可能性があります。
  • 認証申請中の変更は不可
    • 認証申請(審査)が進行中の場合、システム上、名前変更は受け付けられません。まずは認証審査の完了を待つ必要があります。

事前にLINE公式のガイドライン(特に「LINE公式アカウント利用規約」や「審査ガイドライン」)を隅々まで確認し、審査で問題なく通過できる名称を慎重に選定することが重要です。

名前変更がユーザーに与える影響と具体的な対策

アカウント名の変更は、事業主側から見れば単なる更新作業ですが、ユーザーにとっては混乱の元になることがあります。この影響を最小限に抑えるための対策は必須です。

想定されるネガティブな影響

  • 「あれ、このメッセージ、誰からだろう?」と混乱し、メッセージの開封率やアカウントへの信頼度が下がる
  • 見慣れない新しい名前に変わったことで、「迷惑アカウントだ」と誤解されブロック率が急上昇する
  • 過去のトーク履歴からアカウントを探そうとしても、旧名では見つけにくくなる

ユーザーの離脱を防ぐための対策

  • 事前にメッセージで告知する
    • 例:「【重要なお知らせ】〇〇公式LINEは、ブランドリニューアルに伴い〇月〇日より△△』に名称を変更いたします。今後とも変わらぬご愛顧をお願いいたします。」といった形式で、変更日時と理由を明確に伝えます。
  • 変更後、プロフィール設定と視覚的な統一感を出す
    • アカウント名だけでなく、リッチメッセージやプロフィール画像(アイコン)も合わせて更新し、新しいブランドイメージに統一します。アイコンを大きく変えすぎないなど、ユーザーに「同じアカウントだ」と認識してもらうための配慮も大切です。
  • 旧名をしばらくプロフィールに併記する
    • 例:「△△ (旧:〇〇公式LINE)」のように併記期間を設けることで、ユーザーの検索や認識の負担を軽減できます。

小さな工夫ですが、こうしたユーザーファーストな対応を行うことで、友だちの離脱を防ぎながら、スムーズに新しいブランド名へ移行することができます。

第3章:検索されやすく・覚えられる!効果的なアカウント名の決め方

せっかく名前を変更するなら、単に新しい名称にするだけでなく、集客効果が最大化するような戦略的なネーミングを心がけましょう。

1.LINE内検索を意識したキーワードを入れる

ユーザーはLINEアプリ内の検索窓で、困りごとや探しているサービスを「地域名+業種」などのキーワードで検索する傾向があります。アカウント名にこれらの自然なキーワードを含めることで、検索結果で上位に表示され、新規の友だちに見つけてもらいやすくなります。

戦略的なキーワード活用の例:

  • 渋谷 美容室 ○○
  • 大阪 ラーメン △△
  • オンライン英会話 ABC

注意点: これは主にLINE内検索での発見性を高めるための工夫であり、Googleなどの外部検索(SEO)とは性質が異なることを理解しておきましょう。

2.短く、覚えやすく、口にしやすい名前に

ユーザーが一瞬で認識し、すぐに覚えられるシンプルな名前が理想的です。長すぎる名称や、不要な記号、特殊文字が多いと、友だちリストで埋もれてしまい、誰のアカウントか認識されにくくなります。

良い例と悪い例:

  • ❌ 悪い例: @hair_make_tokyo_special_official_line
  • ✅ 良い例: 渋谷ヘアメイク公式LINE

3.ユーザーへの価値や特徴をさりげなく伝える

アカウント名だけで「このアカウントを友だち追加すると、どんなメリットがあるのか」「どんな専門性があるのか」を表現できると、友だち追加率(CVR)が大幅に向上します。

価値や特典を伝える例:

  • 〇〇整骨院【初回半額クーポン
  • 〇〇コスメ【敏感肌専門
  • 〇〇英会話【無料体験実施中

「あなたのための特典や専門性がある」と瞬時に伝わることで、ユーザーは迷うことなく友だち追加の行動に移りやすくなります。

第4章:名前変更で終わらせない!Lステップ導入で成果を最大化

名前を変えるだけでは、真のビジネス成果は続かない

アカウント名を最適化し、検索性を高めることで、確かに集客の入口は広がり、友だちは増えます。しかし、次のステップとして「増えた友だちをどう活かして、売上に結びつけるか」が最大の課題となります。

多くのLINE公式アカウント運用者が直面する問題は以下の通りです。

  • 友だちが増えても、手動配信では個別対応が追いつかない
  • 興味や属性が違うユーザー全員に同じ内容のメッセージを送ってしまい、ブロックが増える
  • 商品のリマインドや購入後のフォローなど、重要なアクションの自動化(ステップ配信)ができていない

ここで、LINE公式アカウントの機能を拡張し、これらの課題を一挙に解決できるLステップが活躍します。

Lステップがあなたのビジネスを変える3つの理由

Lステップ(LINEステップ配信ツール)は、友だち追加後の顧客育成(ナーチャリング)と自動化に特化したツールです。

  1. ユーザーに合わせた最適なメッセージを自動で個別対応できる
    • ユーザーのタップしたボタンや回答内容に応じて、最適なメッセージを自動で分岐配信します。
    • 「A商品に興味のある人」「Bサービスを希望する人」に、興味が異なる別々の内容を自動で届けることが可能です。
  2. 顧客情報を自動で整理・分析し、属性に応じた配信が可能になる
    • アンケート機能や診断コンテンツを使って、性別・年齢・興味・購入意欲などの詳細な顧客情報を自動で取得します。
    • 取得したデータに基づき、例えば「30代女性で美容液に興味がある人」といった高精度のセグメント配信が可能になり、メッセージの開封率と成約率が向上します。
  3. 成約までの流れを自動で設計・実現する
    • 「友だち追加 → 教育メッセージ → 限定オファー → 成約」までのシナリオ(ステップ配信)を一度設計すれば、**24時間365日働く「自動営業担当」**を持つことができます。忙しい経営者や担当者でも、顧客対応の質を落とすことなく、売上につながる導線を確保できます。

まとめ:LINE公式アカウントの名前は「戦略的に」変える時代

LINE公式アカウントの名前変更は、単なる名称の更新ではなく、ブランド再構築の第一歩です。

  • 未認証アカウント: ガイドラインの範囲内で、自由に変更OK
  • 認証済みアカウント: 変更理由を明確にし、条件付きで申請・再審査が必要
  • 変更後は、必ずユーザーの混乱を防ぐための事前・事後の告知を忘れずに実施しましょう。

正しい知識と手順で行えば、名前変更はブランド力を高め、集客効果を向上させる強力な手段となります。そして、その効果を最大化するためには、アカウント名の最適化によって「集客の入口を広げる」ことに加え、Lステップの導入によって「顧客育成・自動化」の仕組みを構築することが不可欠です。

この2つを組み合わせることで、あなたのLINE公式アカウントは「単なる情報発信ツール」から「持続的に売上を生み出すマーケティング資産」へと進化を遂げることができます。

まとめポイント

  • 名前変更は慎重に、でもブランド向上のために前向きに検討を!
  • 認証済みアカウントはLINEの再審査ルールを徹底チェック。
  • 名前変更(集客) Lステップ導入(育成・自動化)で、ビジネス成果を最大化しましょう!

LINE公式アカウント・Lステップの導入から運用まで、専門的なサポートが必要でしたら、ぜひ株式会社MARKELINEにご相談ください。
豊富な実績と専門知識を持つ弊社が、あなたのビジネスに最適なLINEアカウント活用戦略をご提案いたします。お気軽にお問い合わせください。

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