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LINE公式アカウント「イベント機能」を売上に直結させる戦略的活用マニュアル|集客・出欠管理から顧客LTV向上まで【2025年最新】

LINE公式アカウント「イベント機能」を売上に直結させる戦略的活用マニュアル|集客・出欠管理から顧客LTV向上まで【2025年最新】

「LINEをビジネスで活用したいけど、何から手をつけていいかわからない…」

「イベント開催のたびに、参加者の管理が大変…」

こんなお悩みをお持ちではありませんか?

もしあなたが会社やお店の売上アップを目指していて、LINEをまだ使いこなせていないとしたら、それはもったいない!なぜなら、LINEの「イベント機能」は、告知から集客、出欠確認、さらにはリマインドまで、イベント運営のあらゆる手間を劇的に減らしてくれる、ビジネスの強力な味方だからです。

「でも、LINEってプライベートでしか使ったことないし、ビジネス活用なんて難しそう…」

ご安心ください!この記事は、LINE初心者の方でも「これならできる!」と納得いただけるよう、プロのブログライターが徹底的にわかりやすく解説します。この記事を読めば、LINEのイベント機能を使いこなし、あなたのビジネスの売上アップに繋がるイベントを簡単に開催できるようになりますよ。さあ、一緒にLINEイベント機能の秘訣を探っていきましょう!


1. LINEイベント機能で売上アップ!まずは基本を知ろう

1-1. LINE(一般ユーザー向け)の「イベント機能」

まず、通常のLINEアプリ(トークルームやグループトーク内)には、トークルームごとに予定を作成・共有できる「イベント」機能があります。

  • イベント名、日時、場所などを設定できる
  • 参加可否(参加/不参加/未定)の回答をできる
  • 期日前に通知を送るリマインダー設定が可能 
  • グループやオープンチャットで使える 

つまり、LINEユーザー同士のグループチャットなどで「いつ集まるか」を決める用途には便利な機能として用意されています。

個人LINEのイベント機能は、手軽にイベントを作成・管理したい場合に適しています。 例えば、少人数の顧客や特定のグループ内で開催するワークショップや交流会、あるいは社内イベントなどに向いています。既存のLINEグループで告知できるため、導入障壁が低いのが魅力です。

一方、LINE公式アカウントのイベント機能(厳密には「リッチメニュー」や「カードタイプメッセージ」などを組み合わせてイベント情報を表示し、外部サービスと連携して申し込む形が一般的)は、より本格的に集客や顧客管理を行いたい場合に適しています。 大規模なセールやセミナー、定期的なイベント開催など、不特定多数の顧客にリーチしたい場合や、予約システムと連携させたい場合に特に有効です。店舗や企業で利用されるLINE公式アカウントでは、どのようにイベントを告知して参加者を集めたら良いのでしょうか?

1-2.  LINE公式アカウント(LINE OA)における「イベント機能」はあるの?

個人で利用するLINEのイベント機能は、LINEグループやオープンチャット内で利用可能ですが、LINE公式には標準機能として「イベント予約・申込みフォームを内蔵」する機能は備わっていません。つまり、LINE公式には予約フォーム機能がないのです。

そのため、公式アカウント上でイベント告知・案内をする際は、メッセージにURLを載せたり、Lステップなどの拡張機能を使うことが必須となります。

2. LINE公式だけでは出来ない、イベント告知をするための方法とは?

「LINE公式アカウントだけで、チャット画面内で完全にイベント予約〜出欠管理までを済ませたい」という用途には、拡張ツールや別システムとの連携が必要になります。

その際に使えるLINEの拡張ツールとしてLイベントやLステップがあります。ここでは、Lステップとの比較をしてみましょう。「LINE公式アカウントでイベントを告知する場合」と「Lステップを使って告知する場合」では、
“できることの深さと自動化の度合い” に大きな違いがあるのです。

2-1 LINE公式アカウントで告知する場合

LINE公式アカウントのみを使ってイベントを告知する場合、その特徴は「シンプルで即時配信できる手軽さ」にあります。
配信機能を使って、テキスト・画像・URLを含むメッセージを一斉に送信することができ、リッチメッセージやカードタイプメッセージを活用すれば、視覚的に訴求力のある告知が可能です。さらに、タイムライン投稿機能を使えば、アカウントのフォロワー全体にイベント情報を発信することもできます。

また、GoogleフォームやPeatixなどの外部フォームをリンクで案内すれば、簡易的な申込受付も可能です。
ただし、これらの方法はあくまで「案内」にとどまり、誰がクリックし、誰が申し込みを完了したのかをLINE上で自動的に把握することはできません。

そのため、参加者リストの作成やリマインド配信、フォローアップはすべて手動対応となり、運営負担が大きくなります。
さらに、イベントごとに参加者を自動で分類・管理したり、アンケート結果をタグ化して顧客データとして活用することもできません。

つまり、LINE公式アカウント単体では「お知らせ配信ツール」としては十分な機能を備えていますが、予約受付や出欠管理、フォローの自動化といった“運営効率化”まではカバーしきれないのが現状です。

2-2 Lステップで告知する場合

一方、Lステップを活用すれば、LINE上でのイベント運営を集客からフォローまで自動化することができます。
LステップはLINE公式アカウントの拡張ツールとして設計されており、イベント告知・申込受付・当日のリマインド・お礼配信まで、一連の流れをシナリオ化して自動で実行することが可能です。

まず、ステップ配信を活用すれば、ユーザーの興味度に応じた内容を段階的に送信できます。
回答フォームを設置して申し込みを受け付けると、完了と同時に「申込済」タグが自動で付与され、申込者だけに当日リマインドを配信できます。逆に「未回答者」には再案内メッセージを送るなど、行動状況に応じたフォローも自動で行えます。

イベント終了後には、アンケートを自動送信して回答結果を属性タグとして記録することも可能です。
これにより、次回以降のイベント企画や配信内容を最適化し、継続的な参加につなげることができます。
また、管理画面では申込率(CV)やリーチ率などを可視化でき、データに基づいた改善が容易になります。

Lステップの最大の魅力は、個別ユーザー単位で行動を追跡し、最適なタイミングでメッセージを届けられることです。
タグ管理によって関心度の高いユーザーだけに再配信したり、ステップ配信でフォロー・リピート誘導まで自動化することができます。
さらに、イベントごとにLPやフォームを簡単に差し替えられるため、運営の柔軟性も高く、複数イベントの同時運用にも対応可能です。

比較表で見ると…

LINEイベント機能でできる限界を、Lステップを連携させることでどのように解決できるかを表にしてまとめました。Lステップによる自動化とパーソナライズ機能で、顧客対応を効率化しながら満足度を高められる仕組みがお分かりいただけるかと思います。

3. Lステップを使った、具体的なイベント告知と集計までの方法とは?

3-1 Lステップでイベントを告知、管理するのに使う機能の組み合わせ

実際には、Lステップで「イベント機能」と名付けられている機能はありません。しかし、いくつかの機能を組み合わせることで、個人LINEやLINE公式ではできなかった、“予約〜管理〜フォロー”までを自動化された、最強のイベント機能ともいうべき力を発揮することができます。その中心となるのが、「回答フォーム」と「テンプレート(メッセージ)」の組み合わせです。回答フォームは、ユーザーがイベント申込や希望日時を入力するLINE内フォームで、通常のLINEメッセージにURLを貼るだけで完結します。これにテンプレートを組み合わせることで、まるで専用の予約ページのように見せることができます。例えば、メッセージにボタンを設置し、「参加申込はこちら」をタップすると、そのまま回答フォームが開き、入力完了と同時に自動で「イベント申込済み」タグを付与。申込者だけに当日のリマインドやフォローメッセージを配信することができます。

さらに、Lステップのイベント予約機能を活用すれば、回答フォームで収集した情報を基に、予約枠や定員を管理しながら、参加者ごとにリマインドを自動送信することも可能です。
ここに、フレックスメッセージ(プロプラン限定)を組み合わせると、視覚的に美しいイベント案内が作成できます。画像、ボタン、テキストを自由にレイアウトし、「おしゃれなLINEイベントLP」をLINEトーク上で再現。参加率を高めるデザイン訴求が可能になります。

また、テンプレートパックを使えば、イベント種別ごとのメッセージ構成(例:セミナー/体験会/キャンペーン)を短時間で作成できます。これらを組み合わせることで、イベントの告知・申込・出欠管理・アンケート回収までをワンストップで行えます。

つまり、Lステップを使えば、LINE個人アプリにある簡易的な「イベント作成機能」を遥かに超えた運用が実現します。個別対応なしで、申込・リマインド・集計・フォローまでを自動化し、さらにデザイン性と分析性を兼ね備えた運用が可能です。
もはや「お知らせ配信ツール」ではなく、LINE上で完結するイベントマーケティングシステム。それが、Lステップの真の強みです。

3-2 Lステップを使ったイベント配信の自動化とターゲティング

イベント告知をより効果的に届けるためには、配信先をただ一斉に送るだけでなく、ターゲットを適切に設定することが大切です。Lステップでは「全体配信」も可能ですが、反応率を上げたい場合は、タグや属性を使ってセグメントを絞り込みましょう。たとえば、「セミナーに興味がある人」や「女性」などのタグを持つユーザーのみに配信すれば、関心の高い層に的確にリーチできます。さらに、「セグメント配信」機能を活用すれば、より細かい条件を設定することも可能です。たとえば「過去30日以内にLINEを開いた人」だけに配信するなど、アクティブユーザーを狙ってメッセージを届けることができます。

次に重要なのが、申込者の自動管理です。Lステップの回答フォーム機能を使えば、ユーザーが申し込みを完了した瞬間に「イベント申込済み」などのタグを自動で付与できます。これにより、申込状況に応じてメッセージ内容を自動で切り替えることができます。たとえば、「未申込者」には再案内メッセージを送り、「申込済み」には当日のリマインドを、「参加後」のユーザーにはお礼やアンケートを送信するといった具合です。この自動タグ付けの仕組みによって、手動でリストを管理する必要がなくなり、スムーズなフォロー体制を構築できます。

そして、リマインドやフォローの自動化もLステップの強みです。ステップ配信機能を使えば、配信タイミングを「○日後」「○時間前」といった条件で細かく設定できます。たとえば、申込直後には「お申し込みありがとうございます」と詳細案内を送り、前日には「明日開催です」とZoomリンクを再送。当日1時間前には「まもなく開始します!」と通知を出し、イベント終了後には「ご参加ありがとうございました」とアンケートURLを添えてフォローメッセージを送ることが可能です。これらをすべて自動で行えるため、運営者が一人でも、参加者全員にタイムリーで丁寧な対応を実現できます。

このように、ターゲット設定・自動タグ管理・リマインド配信を組み合わせることで、Lステップは「集客からフォローまでを自動化できるLINE運用ツール」として真価を発揮します。

4.Lステップを活用した、イベント当日までの流れと最新アップデート

Lステップを活用したイベント運営の最大の強みは、「告知」だけで終わらない点にあります。
申込者一人ひとりの行動データをLINE上で収集・分析し、当日までのフォローを自動化できるため、運営者の手間を減らしながら参加率を高めることができます。ここでは、実際の運用フローと顧客情報の活用方法を見ていきましょう。

4-1. 出欠確認と参加者リストの活用術

イベント告知時に設置した申込フォームから得られるデータは、Lステップ内で自動的にタグ管理されます。
「申込済」「未回答」「キャンセル」など、行動ごとにタグを振り分けることで、出欠確認の手間を大幅に削減できます。
たとえば、参加者リストを自動生成して当日受付用のQRコードを発行すれば、来場管理もスマートに。さらに、申込者データを活用して、特定の条件(例:過去イベント参加経験あり)に応じたフォロー配信を行えば、継続的な関係構築にもつながります。
紙やスプレッドシートに頼っていた煩雑な出欠管理が、Lステップではわずか数クリックで完結します。

4-2. イベントページでの質疑応答と情報共有

イベント当日までの参加者とのコミュニケーションも、LステップならLINE上で完結します。
リッチメニューやカードメッセージを活用して、開催概要やアクセス情報、持ち物などをまとめた専用ページを作成すれば、参加者はいつでも確認可能。
また、チャットボットを活用して「よくある質問」に自動回答する仕組みを整えれば、主催者の問い合わせ対応負担も減ります。
さらに、参加者全体への一斉メッセージで変更情報を即時共有できるため、突然の会場変更や時間調整にも柔軟に対応できます。
Lステップを活用すれば、LINEそのものが「イベント運営プラットフォーム」に変わります。

4-3. リマインダー設定で参加率アップ!

Lステップのステップ配信機能を使えば、申込後のフォローも自動化できます。
「開催3日前」「前日」「当日1時間前」など、タイミングを設定してリマインドメッセージを送ることで、参加忘れを防止。
特に、前日配信では「明日のご参加を心よりお待ちしています」といったパーソナルなトーンを意識すると、心理的距離がぐっと縮まります。
また、未申込者や未読者に対しては、条件分岐を使って再配信することも可能です。
人の手を介さずに最適なタイミングで連絡できることが、Lステップを活用する最大のメリットです。

4-4. Lステップの2025最新アップデート

Lステップの2025年のアップデートとして、リマインダの文章の中に予約情報を埋め込むことができるようになりました。

予約日時を、予約枠ごとに個別で手入力する必要がなくなり、予約時の情報をメッセージに挿入することで、友だちに正確に予約情報をリマインドできるようになったのです。

ミスの元となる手入力が不要になったことで、予約情報を間違ってしまうリスクを軽減でき、お客さん側からしても自分の予約内容が確認できてわかりやすくなりました。

また、カレンダー予約の際、「キャンセル済み」や「予約リクエスト中」のような、実際には予約が入っていないステータスの時間帯には、今までブロック枠は登録できませんでしたが、ブロック枠を登録できるようにアップデートされています。

イベントをよく行う事業者の方には嬉しい機能ですね。

まとめ

LINE公式アカウントにLステップを導入することで、イベント運営は単なる「告知」から「成果を生み出す顧客体験」へと進化します。
申込フォームの自動化、参加者管理、リマインド、アンケートまでをワンストップで実現しながら、データに基づく継続的な集客が可能になります。
イベントが終わっても、参加者との関係はLINE上でつながり続け、次の企画への導線を自然に作ることができます。

さらに、LINE公式アカウントだけではイベント機能を使うことは難しいですが、Lステップの機能を組み合わせることで、集客から管理、育成、顧客とのコミュニケーション、リマインド、そして集計までを一気に行うことができます。
LINEを使ってマーケティングを行うなら、Lステップの持つ多彩な機能がいかに有用か――その力は、イベント運営の仕組みを通してこそ、もっとも実感できるでしょう。

単発の告知から卒業し、「参加者の心を動かす仕組みづくり」へ。
それが、Lステップを活用したイベントマーケティングの真価です。

LINE公式アカウント・Lステップの導入から運用まで、専門的なサポートが必要でしたら、ぜひ株式会社MARKELINEにご相談ください。
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