第1章 はじめに

スマホユーザーの 7 割以上が毎日使う LINE。企業や店舗が顧客と“最短距離”でつながるには、LINE公式アカウント(以下、LINE OA)の活用が欠かせません。本記事では 「リッチメニュー」 と 「チャット(1:1 トーク)」 を軸に、LINE OAの代表的な機能と最新アップデートをやさしく解説します。読了後には、すぐに自社アカウントへ反映できる実践アイデアが手に入ります。
目次
第2章 LINE公式アカウント主要機能 早わかりガイド

機能 | できること | 活用ヒント |
リッチメニュー | トーク画面最下部に常時表示される画像付きメニュー。最大6エリアにリンクやクーポンを設定可能 | 予約・EC・クーポン導線をまとめて配置するとCVRが向上 |
チャット(1:1 トーク) | 顧客と個別メッセージのやり取りが可能。タグ付け・メモ機能で対応履歴を管理 | 質問受付やオンライン接客の一次窓口に最適 |
メッセージ配信 | セグメント配信、ステップ配信、AI応答など多彩 | 行動タグと組み合わせて開封率UP |
クーポン・ショップカード | デジタル会員証として来店促進 | リッチメニューに「クーポン」ボタンを固定し再訪を促進 |
リッチビデオ/カードタイプメッセージ | 動画・カルーセル形式で訴求 | 新商品の魅力を動的に伝達 |
ポイント
ユーザーとの最初の接点を作るのはリッチメニュー、深い関係を築くのは1:1 チャット、と覚えておくと設計がスムーズです。
第3章 リッチメニュー&チャット活用テクニック

3-1 リッチメニューを極める 5 ステップ
- 目的を決める(予約?販売?来店?)
- テンプレート選択:縦820 px×横2 560 px(横長)など公式推奨サイズに合わせる developers.line.biz
- アクション設定:リンク/クーポン/テキスト/ショップカード
- ABテスト:画像とボタン配置を月単位で検証
- 自動切替:Messaging APIで「ユーザー別リッチメニュー」→会員ランクに応じて表示内容を自動出し分け developers.line.biz
成功事例
- 飲食店A:注文ボタンを中央に配置 → テイクアウト注文が1.8倍
- 士業B:相談窓口を大きく表示 → 相談予約率が35%向上
3-2 チャットで“ファン化”を加速するコツ
コツ | 解説 |
自動応答+手動対応のハイブリッド | よくある質問は自動応答、感情が絡む相談はスタッフが対応 |
タグ活用 | 相談内容・購入履歴をタグで管理→次回配信でパーソナライズ |
応答スピード | 30 分以内返信を目指すと満足度が大幅UP |
第4章 まとめ & 無料相談のご案内

LINE OAは、“リッチメニューで入口を作り→チャットで深掘り→配信でリピートを促す”というシンプルな導線設計だけで、売上と顧客満足を同時に伸ばせます。
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