目次
はじめに
バックオフィス業務で、こんな悩みはありませんか?
- 毎日のルーティン作業に追われて、本来の業務に集中できない
- スプレッドシートに手動で転記していて、ミスや漏れが不安
- 問い合わせやアンケートの情報共有が遅く、対応が後手になっている
「人手不足だけど、効率は上げたい」
「システム導入はハードルが高いけど、自動化はしたい」
そんな現場におすすめなのが、**Webhook × Googleスプレッドシート(以下GSheet)**を活用した自動化の仕組みです。
この記事では、LINE公式アカウントの拡張ツール「Lステップ」と連携する方法も含めて、マーケティングと業務効率化を同時に叶える方法をわかりやすく解説します。
小さな工夫で大きな変化を生むヒントを、ぜひお持ち帰りください。
Webhookとは?GSheetと組み合わせる理由

Webhookとは、アプリやサービスで何かしらの「アクション(動作)」が発生した際に、設定されたURLにデータを自動で送信する仕組みです。
たとえば、Lステップの「無料相談フォーム」にユーザーが回答したら、Webhookを使ってその回答内容をリアルタイムでスプレッドシートに記録することができます。
このWebhookの利点は以下の通りです。
- 即時性がある(送信と同時に記録・通知ができる)
- 無料で使える
- 他ツールと柔軟に連携できる
そして、その受け皿として相性が良いのがGSheetです。
- 複数人で同時編集ができる
- クラウド上に保存され、PCでもスマホでもアクセス可能
- データの蓄積・集計・フィルタリングなども対応
- Google Apps Script(GAS)を使えば、高度な自動化も可能
Webhook×GSheetでできること一覧

この2つを組み合わせると、業務効率化の幅が一気に広がります。
主な活用シーンは以下の通りです。
- LINE上でのアンケート・フォーム入力をそのままGSheetに記録
- 記録されたデータを元に、Lステップでのタグ付け・セグメント配信
- 問い合わせ情報を記録しつつ、SlackやGmailに自動通知
- スタッフの日報・出退勤・業務報告もLINE入力だけで自動管理
- 商品注文や予約情報をスプレッドシートで一元管理
「手作業で転記するだけの時間」を削減し、より重要な業務へ時間を使えるようになります。
Lステップと連携するメリット

Lステップは、LINE公式アカウントをビジネスで最大限活用するための強力な拡張ツールです。
WebhookとLステップを連携させることで、**マーケティングと業務改善の“ハイブリッド運用”**が可能になります。
例えば:
- Lステップのアンケート回答 → WebhookでGSheetに記録 → 回答内容に応じてタグ付け
- タグや属性情報を元に、ユーザーごとに異なる配信内容を自動出し分け
- 回答履歴を可視化し、マーケティング改善のためのデータ分析へ活用
- タップイベントの集計を自動でGSheetに記録し、KPI管理に活かす
顧客の行動データを「取得 → 蓄積 → 分析 → 改善」のサイクルにのせることで、マーケティングも業務もスマートに回り始めます。
実際の活用シーン5選

ここからは、実際に現場でよくある使い方を5つご紹介します。
1. 問い合わせ管理の自動化
Lステップ上の「お問い合わせフォーム」回答をWebhookでスプレッドシートに記録。
同時にSlackやGmailに通知が届くようにすれば、即時の初動対応が可能になります。
2. 勤怠・報告書の記録
スタッフがLINEで「出勤」「退勤」「業務完了」を押すと、その内容がGSheetに反映。
紙やExcelによる管理が不要になり、遠隔勤務でも正確な勤怠記録が残ります。
3. イベント申込・参加者リストの作成
Lステップでイベント申込みを受付 → Webhookで自動集計。
来場者リストやQRコード付きの受付台帳にも応用できます。
4. 顧客ヒアリングの集計と分析
Lステップのアンケート回答をGSheetに蓄積。
属性ごとにフィルタリングし、満足度やニーズ傾向を可視化できます。
5. 社内のタスク・進捗報告
LINEでのタスク報告をGSheetに反映し、進捗管理ボードを自動生成。
リマインダーや未入力者へのアラートも設定可能です。
ノーコードで実現したいならZapierやMakeが便利

「GASやWebhookのコードに触るのは難しそう…」という方には、ZapierやMakeのようなノーコード自動化ツールがおすすめです。
特に以下のような連携が得意です。
- Lステップ → GSheet → Slack通知
- Googleフォーム → LINE配信連動
- スプレッドシート更新 → 自動メール送信
ただし、無料プランではステップ数や更新回数に制限がありますので、本格運用を見据える場合は、GASなどへの移行を検討するのがおすすめです。
導入のポイントと注意点

Webhookを業務に活用するうえでの注意点をまとめます。
- セキュリティ面:Webhook URLは第三者に漏れないよう厳重に管理を
- JSON形式の理解:LステップのWebhook送信形式(JSON)をGASなどで正確に受け取る設計が必要
- GSheetの制限:データ量が膨大になる場合はBigQueryやAirtableの活用も視野に
- 小さく始める:まずは「1業務1シート」からスタートして改善を繰り返すことが成功の鍵
まとめ
WebhookとGSheetを組み合わせることで、LINE公式アカウントを中心に、社内外の業務フローを一気通貫で可視化・自動化できます。
Lステップと連携することで、マーケティング施策と社内オペレーションがシームレスにつながるのも大きな強みです。
【活用のポイントまとめ】
- 活用目的:定型業務の自動化、情報共有、ミス防止、スピード対応
- 組み合わせ:Webhook × Googleスプレッドシート × Lステップ
- 主な活用例:問い合わせ管理、勤怠記録、アンケート分析、イベント管理など
- 対象ユーザー:少人数チーム、LINE活用事業者、業務改善を目指す中小企業
- 難易度:ノーコードから中級者レベルまで対応可能
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