Lステップはどうやって解約すればいいのでしょうか?
また、解約するとデータはどうなるのでしょうか。
結論から言うと、Lステップの解約には管理画面内の解約申請フォームからの手続きが必要で、原則として返金には応じていません。
さらに、解約と同時にタグや分析データなどは完全に削除され、復元はできません。
本記事では、Lステップ解約の正しい手順、データ消失の範囲、解約前に確認しておきたいポイント、そしてMessaging API解除までを事実ベースで整理します。
▼この記事で分かること
- Lステップ解約の基本手順
- 解約後に即座に消えるデータと、LINE公式アカウント側に残るデータの違い
- 解約時の返金・課金に関する正しい仕組み
- 解約前に確認しておきたい注意点
- Messaging APIの連携を解除し、通常のLINE公式アカウント運用に戻す方法
目次
第1章:Lステップの解約方法と注意点
Lステップの解約は、管理画面内の解約申請フォームから手続きを行います。フォーム送信後、サービス停止までには数営業日かかるため、余裕を持って手続きすることが大切です。
Lステップ解約の基本手順
ステップ1:データをエクスポートする
解約するとLステップのデータは削除されます。必要なデータは事前にCSV形式で保存してください。
保存対象の例
- 配信シナリオ
- タグ情報
- 友だちデータ
- クロス分析データ

ステップ2:リッチメニューを無効化する
Lステップで作成・管理しているリッチメニューが残っている場合、解約後に表示が崩れる原因になります。解約前にLステップ管理画面の「コンテンツ管理」からリッチメニューを無効化しておいてください。
解約後にLINE公式アカウントマネージャー側でリッチメニューを新たに設定し直す場合は、事前にデザインデータ(画像ファイル)をローカルに保存しておくとスムーズです。
ステップ3:スマートフォン連携を解除する
Lステップのスマートフォン連携を設定している場合は、マイページから解除しておきましょう。解約後に連携が残ったままになると、スマートフォン側のLステップ管理用アカウントが不整合な状態になる場合があります。
ステップ4:解約申請フォームを送信する
Lステップの管理画面内にある解約申請フォームから、必要情報を入力してメールを送信します。
入力項目の例
- 契約者名
- メールアドレス
- 電話番号
- LINE公式アカウントID
- 決済番号
- 解約理由
ステップ5:サービス停止を確認する
解約申請フォームの送信から2〜3営業日以内に、サービスが停止されます。停止のタイミングについては、管理画面や案内メールで確認してください。
解約時の返金と課金の取り扱い
Lステップの解約について、公式には以下のように案内されています。
原則として返金には応じておりません。あらかじめご了承ください。サービスを解約ご希望の場合は、Lステップ管理画面内の解約申請フォームよりメールをお送りください。お送りいただきましてから2~3日営業日内にサービスを停止いたします。なお、解約時点で次回の課金日までの日数があった場合でも日割り計算によるご返金は行っておりません。
つまり、解約は即時反映されるものではなく、申請から2〜3営業日をかけて処理されるという点が重要です。また、次回の課金日までまだ日数が残っていたとしても、その分の日割り返金は行われません。解約を決めたら、余裕をもって早めに申請することをおすすめします。
第2章:Lステップ解約後、データはどうなる?
解約ボタンを押す前に必ず知っておかなければならないのが、データの取り扱いです。Lステップで独自に管理している情報は、解約するとアクセス不能となります。
Lステップ側で完全に消失するデータ一覧
解約が成立すると、以下のデータ例はシステム上から完全に削除され、復元は不可能です。
- 友だちごとのタグおよび友だち情報(個人情報)
- 回答フォームの過去回答結果(CSVエクスポート推奨)
- 構築したシナリオメッセージおよびテンプレート
- 流入経路分析のデータおよびクリック測定履歴
- 独自に設定したリッチメニューの切り替え設定
解約後のデータ復元はできない上、再契約しても以前のデータは引き継げないため、慎重な判断が必要です。

LINE公式アカウント側に維持されるデータと機能制限
Lステップを解約しても、LINE公式アカウント(LINEヤフー株式会社提供)そのものが消えるわけではありません。以下の要素は維持されます。
- 友だち登録者数(ただしLステップ独自の識別子は消失)
- LINE公式アカウントマネージャー側で直接送信したメッセージ履歴
- LINE公式アカウント側のリッチメニュー設定(マネージャー上で設定したもの)
解約後は、LINE公式アカウントマネージャー(Web版またはアプリ版)へログインし、メッセージ配信を行うことになります。
解約前のバックアップ必須項目と自動化の再構築
重要な顧客情報を失わないために、解約前に以下の作業を完了させてください。
- 友だち情報のCSVエクスポート
- 回答フォーム回答データのダウンロード
- 配信していた文章や画像のローカル保存
Lステップの自動応答に頼っていた場合は、解約後にLINE公式アカウント側で応答メッセージを再設定する必要があります。
Lステップのエクスポート機能とは?CSV出力手順と注意点
第3章:解約前に確認しておきたいこと
プラン変更のルールを確認する
Lステップは契約プランのアップグレードは可能ですが、ダウングレードには制限があります。
一部の上位プラン間(プロプラン〜大量送信プランの間など)でのみダウングレードが可能であり、スタートプランやスタンダードプランへ下げたい場合、あるいは無料のフリープランへ戻したい場合は、一度解約したうえで再契約が必要になるのが原則です。
また、一度Lステップと紐付けしたLINE公式アカウントでのLステップ再連携はできないため、再契約を希望する場合は新規LINE公式アカウントの取得が必要です。
解約と運用見直し、どちらが自社に合うか
- 完全にLINE運用を縮小・停止する予定がある → 解約
- 一時的に配信を止めたいだけで、近い将来また使う可能性が高い → 解約せず契約を維持しながら配信を止める運用も検討
「なんとなく解約」してしまうと、蓄積したタグやシナリオ、顧客データを失ってから後悔するケースが少なくありません。判断に迷う場合は、解約ではなく運用の見直しでコストを最適化できないか、専門家に相談するのも一つの方法です。
第4章:Lステップ解約後のLINE公式アカウント設定変更は?
Lステップを解約した後、通常のLINE公式アカウントとして運用を続けるには、Messaging APIの設定変更が必要です。これを忘れると、メッセージが届かない、あるいはチャットが使えないといったトラブルが発生します。
Messaging APIの「Webhook」をオフにする手順
LステップはMessaging APIを利用して通信しています。解約後は以下の手順を行ってください。
- LINE公式アカウントマネージャーにログイン
- 「設定」から「応答設定」を選択
- 「Webhook」を「オフ」に切り替える
これにより、LINE公式アカウント側での1対1チャットが正常に利用できるようになります。Webhookがオンのままだと、メッセージがLステップという存在しない受け皿に飛び続け、マネージャー側で返信ができなくなります。
認証済アカウントのステータスについて
Lステップを解約しても、LINE公式アカウントの認証済ステータス自体はLステップの契約状況に左右されず、そのまま維持されます。APIの連携を解いた後も、通常の運用ルールに沿って健全な配信を継続しましょう。

まとめ:変化の激しい2026年、最適な判断でLINE運用を継続させませんか?

本記事の重要ポイントをまとめます。
- 解約は管理画面内の解約申請フォームから行い、送信から2〜3営業日でサービスが停止する。
- 日割り計算による返金は行われない。
- 解約した場合、Lステップ内のタグや回答フォーム、分析データは消失する。
- 解約後はLINE公式アカウント側のWebhook設定をオフに切り替える。
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