目次
はじめに
「オープンキャンパスには来てもらえたけど、その後の入学に繋がらない…」
そんなお悩みを抱える教育機関の広報・入試担当の方は少なくありません。
実はこの“フォローの導線”こそが、入学者数に大きく影響するポイントです。
この記事では、LINE公式アカウントと拡張ツール(LinyやLステップなど)を活用し、オープンキャンパス参加者に対する効果的なフォローアップシナリオの設計方法をご紹介します。
LINEは、若年層へのリーチに最適なツール。
フォローの仕方ひとつで、入学意欲を高め、入学手続きまで導くことが可能です。
なぜ「参加後フォロー」が重要なのか?

離脱の原因は「無関心」ではなく「温度低下」
オープンキャンパスに来てくれたということは、少なからず興味を持っているという証拠。
しかし、時間が経つにつれて関心は薄れてしまいがちです。
「どんな学校だったっけ?」
「他の学校も行ってみようかな…」
こうした迷いの中で“情報提供がない状態”は、他校への流出を招いてしまいます。
決め手になるのは“きっかけの提供”
参加後にタイムリーなメッセージで「あなたに合った情報」が届くと、
それが「この学校に決めよう」と思う最後のひと押しになることも。
フォローは「情報提供」であり、「信頼の積み重ね」でもあるのです。
LINEを活用したフォローの強み

メールよりも開封率が高い
LINEの開封率は、60%以上といわれています。
一方でメールの開封率は10%未満。
「せっかく送った案内が見られていない…」
そんな状況を防ぐためにも、LINEは非常に効果的です。
タイムリーな配信+双方向のコミュニケーション
- チャット形式で気軽に質問できる
- アンケートで個別ニーズを把握
- セグメント配信で「その人に合った内容」を自動で届けられる
これらがすべて、LINE拡張ツール(LinyやLステップ)を使えば可能です。
オープンキャンパス参加者フォローの「理想シナリオ」

シナリオ全体図
- 参加前のリマインド配信
- 当日の来場確認&特典案内
- 翌日のありがとうメッセージ
- 3日後:アンケート+資料配布
- 1週間後:セグメント別の情報提供
- 1ヶ月後:進路相談の案内 or イベント招待
以下、それぞれ詳しく解説します。
1. 参加前のリマインド配信(前日〜当日朝)
- 【配信内容例】
「明日はオープンキャンパス当日!お気をつけてお越しください♪」
「持ち物チェックリストはこちら」
→ リッチメニューやカード型メッセージで案内すると効果的
目的: ドタキャン防止・参加モチベーションUP
2. 当日の来場確認&特典案内
- 【配信内容例】
「ご来場ありがとうございます!このLINE限定で、進路応援PDFをプレゼント♪」
→ QRコードを会場に設置し、当日登録してもらう流れに
目的: LINE登録誘導+来場特典での動機づけ
3. 翌日の「ありがとう」配信
- 【配信内容例】
「昨日はご来場ありがとうございました!皆さんの進路を応援しています」
「よろしければ、感想を教えてください(簡単3問)」
→ アンケートへ誘導
目的: 感謝+フィードバック収集(CRMに蓄積)
4. アンケート+資料配布(3日後)
- 【アンケート内容例】
「進路の決定状況は?」
「興味のある学科は?」
「入試方法の希望は?」
→ 回答に応じて、次回配信の内容を出し分け(セグメント化)
目的: ユーザープロファイルの把握・配信内容の最適化
5. セグメント別の情報提供(1週間後)
- 例:
- 興味学科:保育系 → 保育科在校生インタビュー記事を送信
- 進路未定者 → 学校の強み紹介+LINE相談導線
目的: 興味関心に合った情報を提供し、温度を保つ
6. 1ヶ月後:進路相談 or イベント招待
- 【配信内容例】
「進路、迷っていませんか?LINEで気軽に相談できます」
「来月のミニ体験会のご案内です♪」
→ ボタンで日程選択 → 予約フォームへ誘導
目的: 再訪問・二次接触の導線確保
シナリオ設計のポイント

1. 回遊性を意識したリッチメニュー設計
情報を一覧で見られることで、再訪問率が上がります。
学科紹介・在校生の声・入試情報などをリッチメニューに配置しましょう。
2. アンケート回答特典の設計
シンプルな特典(例:LINE限定PDF、入試チェックリスト)があると回答率が高まります。
実際、回答率80%超のケースもあります(参考事例はこちら)。
3. セグメント配信を忘れずに
「全員に同じ情報」では、興味を持ってもらえません。
アンケートで取得した情報をもとに、関心ごとに情報を届けましょう。
LINE連携ツール導入でできること
- 顧客ごとのデータ管理(CRM)
- アンケート自動収集・自動振り分け
- 行動履歴に応じた配信出し分け
- 配信スケジュールの自動化
- スタッフの対応工数削減
LinyやLステップといったLINE拡張ツールなら、こうした仕組みがすべて構築可能です。
まとめ
オープンキャンパスの効果を最大限に活かすためには、「参加後のフォロー」が欠かせません。
そして、そのフォローこそが「入学の意思決定」に最も影響するフェーズです。
LINEとシナリオ型配信を活用することで、
- 効率的な情報提供
- 信頼関係の構築
- 忘れられない学校体験
をつくることができます。
今こそ、LINE活用で一歩先をいく広報戦略を取り入れませんか?
無料相談はこちらから
LINE配信設計やLiny・Lステップの構築に関して、
まずはお気軽にご相談ください!