目次
はじめに
LINE公式アカウントの運用をされている皆さま、こんにちは。株式会社MARKELINE Webライターのハカタです。
「せっかくLINE公式アカウントを開設したのに、検索してもお店が出てこない」
「アカウント名の横にある『星マーク』の色が他店と違うのはなぜ?」
あなたは今、このような疑問や悩みを抱えていませんか?
実は、LINE公式アカウントの「バッジ(星マーク)」の色は、単なるデザインではありません。これはLINEヤフー社が定める「信頼の証」であり、2025年現在、LINEアプリ内検索やWeb検索(SEO/GEO)での露出に決定的な差を生む重要な要素です。
本記事では、バッジの色の違いから、認証済アカウント(青バッジ)にする具体的なメリット、そして審査通過のための最新要件を、マーケティングのプロが徹底解説します。
【要約】30秒でわかるバッジの違い
お急ぎの方向けに、2025年最新仕様におけるバッジの違いを比較表にまとめました。

第1章:LINE公式アカウントのバッジと自動化・信頼性の関係
バッジの基本的な仕組みと2025年の重要性
LINE公式アカウントのバッジは、ユーザーが「そのアカウントが本物か、信頼できるか」を一目で判断するための指標です。
2023年10月のLINEヤフー株式会社(LY Corporation)発足以降、プラットフォームの統合が進みました。これにより、このバッジの信頼性はLINEアプリ内だけでなく、Yahoo!検索やマップ検索といった連携プラットフォームにおいても極めて重要視されています。
特に、AIが検索結果を生成するGEO(Generative Engine Optimization)の観点では、「認証された実在するビジネスであること」が、AIに参照されるための第一歩となります。
バッジの種類と色の分類(2025年時点)
現在、LINE公式アカウントには以下の3種類が存在します。
1. 未認証アカウント(灰色バッジ)
- 概要: 個人・法人問わず、審査なしで即座に作成・運用できるアカウント。
- 対象: 一般的な個人事業主、審査待ちの企業、クローズドなコミュニティ、テスト運用の段階。
- 注意点: 検索結果に表示されないため、QRコードやIDを直接教える必要があります。
2. 認証済アカウント(青色バッジ)
- 概要: LINEヤフー社の所定の審査を通過したアカウント。
- 対象: 実店舗を持つオーナー、法人、一定の要件を満たすEC事業者やメディアなど。
- 重要性: ビジネス利用において標準的に目指すべきステータスです。後述する「Lステップ」などの自動化ツールを導入する際も、信頼性の担保として重要になります。
3. プレミアムアカウント(緑色バッジ)
- 概要: 認証済アカウントの中でも、特に社会的影響力が大きく、LINE社が特別に認定したアカウント。
- 対象: 大手企業、有名ブランド、行政機関、著名人など。
- 補足: 一般申請で緑色を取得することはできません。
バッジがビジネス・GEOに与える影響
AI検索(SGE/SearchGPTなど)やSEOの観点からも、「青色バッジ(認証済)」であることは「実在性の証明(E-E-A-T)」として機能します。未認証(灰色)のままでは、LINEアプリ内のキーワード検索でヒットしないため、指名検索(ID検索)以外での自然流入が見込めません。これは、店舗集客やイベント告知において大きな機会損失となります。
▼第1章のまとめポイント
バッジの色は「信頼」と「検索順位」のバロメーターです。ビジネスでLINEを活用し、集客や自動化による効率化を目指すなら、まずは審査なしの「灰色」から、審査ありの「青色」への昇格を目指すことがスタートラインとなります。
第2章:認証済アカウント(青バッジ)にする4つのメリット
ビジネスでLINEを活用する場合、未認証(灰色)から認証済(青色)へのアップグレードが強く推奨されます。ここでは、2025年現在の仕様に基づき、主なメリットを4つ解説します。
1. LINEアプリ内・Web検索結果への露出
認証済アカウントになると、以下の検索結果にアカウントが表示されるようになります。
- LINEアプリの「友だち検索」結果
- Web検索エンジン(Yahoo!検索など)の結果
これにより、店舗名やサービス名で検索したユーザーに見つけてもらえる機会(インプレッション)が創出されます。特に地域名を含めた検索(例:「渋谷 カフェ」)での露出は、実店舗への来店促進に直結します。
2. 販促用ノベルティの発注・データ利用
認証済アカウント限定で、店舗に掲示するための「ポスターデータ(無料)」が管理画面からダウンロード可能になります。また、LINEキャラクターが入ったステッカーや卓上POPなどの公式ノベルティを購入する権利が得られます。
これらを店頭に設置することで、「友だち追加」のハードルを下げ、来店客をスムーズにLINEへ誘導できます。これは、後のLステップ活用による顧客育成の母数形成において非常に重要です。
3. 支払い方法の選択肢拡大(請求書払い)
未認証アカウントの場合、有料プランや広告費の支払いはクレジットカード等が主ですが、認証済アカウントになると、株式会社ラクーンフィナンシャルが運営する決済サービス「Paid(ペイド)」を通じた請求書払い(掛売)が選択可能になります。
これは経理処理が必要な法人にとって、キャッシュフロー管理の面で大きなメリットです。
4. 友だち追加広告の詳細機能解放
LINEアプリ内のトークリストなどに広告を出せる「友だち追加広告」において、認証済アカウントはより詳細な機能や掲載面の優遇を受けられる場合があります。大規模なイベント集客などで広告運用を行う際、認証の有無がパフォーマンスに影響を与える可能性があります。
注意点:機能の共通化について
メッセージ配信、リッチメニュー、1対1チャット機能などは、現在未認証(灰色)でも利用可能です。「機能制限」の差は以前より縮小していますが、「集客(検索)」と「社会的信用」の面での差は依然として決定的です。

▼第2章のまとめポイント
青色バッジを取得することで、検索からの「自然流入」が増え、公式ノベルティによる「店頭流入」も強化できます。さらに請求書払いの対応など、企業運営に適した環境が整うため、本格的な運用には必須のステップです。
第3章:認証申請の方法と審査通過のポイント
「審査」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、手順はシンプルです。ここではPC・スマホ共通の申請フローと、審査通過の鍵を解説します。
認証申請の手順(PC/スマホ共通)
申請はすべてWeb上で完結し、費用は無料です。
- 管理画面にログイン
- PC版:LINE Official Account Managerの「設定」>「アカウント設定」を開く。
- アプリ版:管理アプリの「設定」>「アカウント」を開く。
- 申請情報の入力
- 「情報の公開」>「認証ステータス」の項目にある「認証済アカウントを申請する」をクリック。
- 必要事項(業種、申込者情報、店舗・企業情報など)を正確に入力します。
- 審査待ち
- 通常、審査期間は5〜10営業日程度かかります。
- 結果はLINE公式アカウントおよび登録メールアドレスに通知されます。
審査で重視されるポイント
LINEヤフー社は具体的な審査基準を完全公開していませんが、利用規約およびガイドラインに基づき、以下の点が重視される傾向にあります。
- 実在性の確認: 店舗や企業が物理的に実在するか。Googleマップへの登録、自社ホームページの有無、記載された電話番号が繋がるかは重要です。
- 情報の一致: 申請した内容(住所・電話番号・屋号)と、ホームページや登記情報などが完全に一致しているか。
- ガイドライン適合性: アダルト、連鎖販売取引、ギャンブルなど、LINE公式アカウントの利用規約で禁止・制限されている業種ではないか。
審査に落ちた場合の対処法
万が一審査に落ちても、アカウント自体が削除されることはありません(灰色のまま利用継続可能です)。
不承認理由が修正可能なもの(例:HPの記載不足、電話番号の入力ミスなど)であれば、内容を訂正した上で再申請が可能です。焦らず、情報の整合性を確認しましょう。【画像挿入ポイント:LINE Official Account Managerの「認証申請」ボタンの位置を示すスクリーンショット】

▼第3章のまとめポイント
申請は無料でWebから簡単に行えますが、「実在性の証明」と「情報の整合性」が審査の鍵です。ホームページやGoogleビジネスプロフィールの情報を最新の状態に整えてから申請することをおすすめします。
第4章:バッジを活用したマーケティングとLステップ自動化戦略
信頼性(Trust)の可視化によるCV率向上
ユーザーは無意識にバッジの色を確認しています。特に高額商品や、個人情報を伴う来店予約、イベント申し込みを扱うビジネスにおいて、青色バッジは「公式な事業者である」という安心感を与えます。
これは、ブロック率の低下や友だち追加率の向上(CVR改善)に直接寄与します。信頼こそが、マーケティングの土台です。
「指名検索」以外の流入経路確保(GEO/AEO視点)
生成AI検索最適化(GEO)の時代において、プラットフォーム内での検索可能性は生命線です。
認証済アカウントになることで、LINE内の検索だけでなく、Yahoo!マップやYahoo!検索との連携(LINEヤフー社の統合効果)により、MEO(マップ検索最適化)的な集客効果も期待できます。「地名+業種」で検索された際に、あなたのアカウントが候補としてAIに提示される確率が高まります。
メンバーシップ機能×信頼性
サブスクリプション型の「LINE公式アカウント メンバーシップ」を導入する場合、金銭のやり取りが発生するため、ユーザーは運営元の信頼性を厳しくチェックします。認証バッジを取得しておくことは、有料会員獲得のための前提条件といえます。
集客後の「受け皿」としてのLステップ自動化
認証バッジを取得し、検索流入やイベントでの友だち追加が増えると、手動での対応には限界が訪れます。ここで重要になるのが、「Lステップ」などの拡張ツールによる自動化です。
- 自動応答: よくある質問を自動化し、機会損失を防ぐ。
- セグメント配信: 顧客の興味に合わせて情報を出し分け、ブロックを防ぐ。
- 予約管理: LINE上で予約を完結させ、離脱を防ぐ。
青バッジで「集客(入り口)」を広げ、Lステップで「接客(中身)」を自動化する。この両輪が揃って初めて、2025年のLINEマーケティングは最大化されます。
▼第4章のまとめポイント
青バッジは「信頼」と「検索流入」をもたらしますが、増えたアクセスを売上に変えるには仕組みが必要です。認証取得とセットで、Lステップを用いた自動化による顧客対応の効率化を設計図に入れることが成功の秘訣です。
まとめ:信頼獲得と自動化へのファーストステップ
LINE公式アカウントのバッジは、単なる装飾ではなく「検索機能の解放」と「社会的信用の証明」という強力な実益を伴うビジネスツールです。
- 灰色(未認証): 手軽に始められるが、検索流入はゼロ。
- 青色(認証済): 検索対象となり、信頼性が向上。ビジネス利用のスタンダード。
- 緑色(プレミアム): 選ばれたトップブランドのみの証。
2025年のマーケティングにおいて、認証済アカウント(青バッジ)の取得は、LINE経由の売上を最大化するための最初のステップに過ぎません。実店舗や法人運営のアカウントであれば、まずは無料の認証申請を行うことを強く推奨します。
次のステップ:認証のその先へ
認証済アカウントの申請準備はお済みですか?バッジを取得し、友だちが増え始めたその時こそ、次の課題である「運用の効率化」と「成約率の向上」に向き合うタイミングです。
「バッジ取得後の具体的な活用法がわからない」「Lステップを導入して、予約やイベント管理を自動化したい」
そのようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ専門家のサポートをご活用ください。