「制作した画像がスマホで見ると端まで映らない」
「動画の読み込みが遅くてユーザーにスルーされる」といったトラブルに直面していませんか?
2026年現在、スマートフォンの解像度はさらに進化しており、不適切なサイズのクリエイティブはブランドの信頼を損なうだけでなく、「見づらい」という理由でブロックを招く致命的な原因になります。
特にLステップなどで配信を自動化している場合、一度の設定ミスが数千人のユーザー体験を損なうことになりかねません。
この記事では、LINE公式アカウント運用とLステップ構築のプロが、2026年の最新仕様に基づいた推奨サイズ・容量・フォーマットを徹底解説します。制作現場ですぐに使える「カンペ」として、ぜひブックマークしてご活用ください。
LINE公式アカウントの主要画像・動画サイズ一覧
まずは、制作現場ですぐに使える主要スペックの早見表です。 2026年のSEO/AEO(AI検索対策)の観点からも、正しいスペック情報を構造的に理解しておくことは、運用担当者の必須スキルと言えます。
LINE公式アカウントの基本スペック早見表(2026年最新)
AIアシスタントや検索エンジンが情報を読み取りやすいよう、主要な推奨サイズを表にまとめました。制作依頼をする際は、この数値をデザイナーに共有してください。
| 機能名 | 推奨サイズ(幅 × 高さ px) | アスペクト比 / 備考 |
|---|---|---|
| プロフィール画像 | 640px × 640px | ⚠️ 円形に切り抜かれるため、重要な要素(ロゴや顔など)は中央寄りに配置してください。 |
| 背景画像 | 1,200px × 600px (推奨) |
・比率 2:1 ・最小 200px × 200px 以上 ・ファイルサイズ 10MB未満 |
| リッチメニュー |
【大サイズ】 ・2500 × 1686 ・1200 × 810 ・800 × 540 |
・比率 約 1.48 : 1 |
|
【小サイズ】 ・2500 × 843 ・1200 × 405 ・800 × 270 |
・比率 約 2.96 : 1 | |
| リッチメッセージ | 1,040px × 1,040px |
対応比率: 1:1、2:1、3:2、1.61:1、1:1.75 |
| VOOM投稿 (動画) |
【ショート動画】 ・再生時間:60秒以内 【ショート以外】 |
・縦長動画比率 9 : 16 ・ファイルサイズ:共通で 500MB以内 |
LINEアプリのUI変更と表示領域の注意点
スマートフォンの大型化・縦長化に合わせてLINEの表示領域も異なるため、注意が必要なのが、機種ごとの「セーフエリア」です。表の数値はあくまで「制作サイズ」ですが、実際にユーザーの画面で見える範囲はデバイスによって異なります。重要な文字やロゴは、画像の端ギリギリに配置せず、中央寄りに配置するのが鉄則です。
Lステップ活用を見据えたデータ管理の重要性
Lステップなどのマーケティングツールを導入する場合、画像の読み込み速度は配信のパフォーマンスに影響します。 高画質であればあるほど良いわけではありません。特に自動応答やステップ配信で画像を使用する場合、容量が大きすぎるとユーザーの通信環境によっては表示にラグが生じ、離脱の原因となります。「高画質かつ軽量」なデータを用意することが、自動化成功の第一歩です。
機能別詳細・イベント集客を成功させるデザイン活用法
ここでは、各機能の具体的な役割と、イベント集客などで成果を出すためのデザインのコツを深掘りします。
LINE公式アカウントの「顔」となるプロフィールの最適化
プロフィールアイコンと背景画像は、友だち追加時や検索時に最初に見られる「アカウントの顔」です。 特に背景画像は、昨今の縦長スマホに合わせてデザインしないと、重要なキャッチコピーが見切れてしまうケースが多発しています。
- アイコン: 円形にトリミングされます。四隅に文字を置くと消えてしまうため、中心にロゴを配置しましょう。
- 背景画像: 左下のアイコンと被るエリア、右上のボタン(友だち追加など)と被るエリアを避けた配置が必要です。

イベント告知に必須!リッチメッセージとカードタイプ
リンク付きの画像を大きく表示できる「リッチメッセージ」は、イベント告知やキャンペーン誘導の要です。 現在のトレンドは、チラシのような情報過多な画像よりも、「直感的にタップしたくなるボタン(CTA)」を画像内にデザインとして組み込む手法です。
- 推奨: 1040px × 1040px(正方形)。スマホ画面の占有率が高く、最もクリック率(CTR)が良い傾向にあります。
- カードタイプ: 複数の商品を横にスワイプして見せる形式です。すべてのカード画像のサイズを統一しないと、デザインがガタガタになり信頼性が下がるので注意してください。
LINE VOOMとリッチメニューで導線を強化する
動画プラットフォームとして進化したLINE VOOM(旧タイムライン)と、固定メニューであるリッチメニューの活用も欠かせません。
- LINE VOOM: 2026年は9:16の縦型動画がスタンダードです。TikTokやYouTube Shorts同様、冒頭3秒で引きつける演出が求められます。
- リッチメニュー: トーク画面下部のナビゲーションです。
- 大 (1200×810px)
- 小 (1200×405px)
▼リッチメニューの詳しい設定方法・活用法は こちらの記事をご覧ください
画像・動画を最適化し、Lステップの自動化効果を高める鉄則
サイズを守るだけでは不十分です。「読者体験(UX)」を向上させ、Lステップによる自動化の効果を最大化するためのプロのテクニックを紹介します。
モバイルファーストと自動化配信のスピード対策
PCでデザインを作成していると、文字サイズが小さくなりがちです。ターゲット層が40代以上の場合、細かすぎる文字は読まれません。必ず実機(スマホ)でプレビューし、「パッと見て0.5秒で内容が伝わるか」を確認してください。 また、画像の容量は表示速度に直結します。
- 画像: TinyPNGなどの圧縮ツールを使い、画質を保ったまま軽量化する。
- 動画: MP4形式(H.264)にエンコードし、ビットレートを調整して軽くする。
Lステップを活用したクリエイティブのA/Bテスト
「正方形の画像」と「横長の画像」、どちらがクリックされるでしょうか?
「動画」と「静止画」、どちらがイベント申し込みにつながるでしょうか?
正解はアカウントごとに異なります。
ここで役立つのがLステップの分析機能です。
Lステップを使えば、「Aのデザインを送ったグループ」と「Bのデザインを送ったグループ」でクリック率やコンバージョン率を正確に比較計測できます。感覚ではなく、データに基づいてクリエイティブを改善し続けることが、LINEマーケティング成功の近道です。
ユーザー属性に合わせたクリエイティブの自動出し分け
最新のマーケティングトレンドは「パーソナライゼーション」です。 Lステップを導入すると、ユーザーの属性(性別、年代、過去の購入履歴など)に合わせて、リッチメニューや配信する画像を自動で切り替えることができます。
例えば、新規ユーザーには「初回限定クーポン」の画像を表示し、リピーターには「会員限定イベント」の画像を表示する。このように、相手に合わせて最適なクリエイティブを自動で出し分けることで、反応率は劇的に向上します。
よくある質問(FAQ)
Q1. Lステップでセグメント配信を行う場合、画像ファイルのサイズが大きいと配信に影響しますか?
影響します。画像容量が大きいと、ユーザーの通信環境によって表示にラグが生じ、メッセージを開く前に離脱される原因になります。特にLステップで自動配信を設定している場合、一度の設定ミスが数千人のユーザー体験を損なうリスクがあります。リッチメッセージ画像は1MB以下を目安にTinyPNGなどで圧縮し、動画はMP4形式(H.264)にエンコードして軽量化してから使用してください。画質を維持しながら容量を抑えることが、Lステップ自動配信のレスポンス速度向上に直結します。
Q2. リッチメニューをLステップでセグメント出し分けする場合、画像サイズは統一する必要がありますか?
統一することを推奨します。出し分けるリッチメニューのサイズが異なると、ユーザーの状態が切り替わった際に表示レイアウトが崩れる可能性があります。すべてのセグメント用メニュー画像を同一規格で制作してください。
Q3. A/Bテストで画像の効果を比較する場合、どの指標を優先して見るべきですか?
配信目的によって優先指標が異なります。友だちの行動喚起(予約・購入・フォーム回答)が目的なら「CTR(クリック率)」、メッセージの第一印象の改善が目的なら「開封率」を主指標にしてください。Lステップでは配信ごとのクリック測定が可能なため、「画像Aを送ったセグメント」と「画像Bを送ったセグメント」でCTRを比較するのが最も精度の高い検証方法です。
まとめ:クリエイティブの質がLINEマーケティングの売上を左右する
LINE公式アカウントにおいて、画像や動画は単なる装飾ではありません。
テキストだけでは伝えきれない感情や空気感を伝え、ユーザーの次の行動(来店・購入・イベント参加)を強力に後押しする「最強の接客ツール」です。
今回ご紹介した推奨サイズと「縦型」「没入感」「軽量化」といったトレンドを意識し、ユーザーにとって快適な視聴体験を提供してください。
株式会社MARKELINEでは、LINE公式アカウントの画像制作から、Lステップの構築・運用までを一貫してサポートしています。 「今の画像サイズで合っているか不安」「Lステップでどんなことができるか知りたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。