「LINE公式アカウントを作ったのに、お店の名前で検索しても出てこない」
「他のお店の名前の横にある緑のチェックマーク、どうすれば付けられるの?」
その緑のマークが「認証済バッジ」です。
そしてこのバッジが付いているかどうかが、LINEアプリ内の検索に「表示される」か「されないか」を分ける、唯一の条件になっています。
申請費用は無料です。審査に通れば5〜10営業日でバッジが付きます。
この記事では、認証済バッジの申請手順をPC・スマホ別に詳しく解説するとともに、審査で落ちないための5つのチェックポイントと、万が一落ちた場合の原因別対処法まで、まとめてお伝えします。
目次
LINE公式アカウントが検索に「表示される」「されない」の違い
LINE公式アカウントには2種類あります。「未認証(灰色バッジ)」と「認証済(緑色バッジ)」です。見た目の違いはアカウント名の横のマークの色だけですが、機能の差は大きく、なかでも最も重要なのが検索への表示です。
| 項目 | 未認証(灰色バッジ) | 認証済(緑色バッジ) |
|---|---|---|
| 取得方法 | 審査なし・即時 | LINEヤフーによる審査あり |
| LINEアプリ内のキーワード検索 | 表示されない | 表示される |
| Yahoo!マップとの連携 | 不可 | 可 |
| 公式ポスターデータのダウンロード | 1種類のみ(無料) | 複数種類(無料) |
| 公式ノベルティ(POP・ステッカーなど)の購入 | 不可 | 可 |
| 請求書払い(Paid) | 不可 | 可 |
| 友だち追加広告の詳細機能 | 制限あり | 開放 |
| メッセージ配信・リッチメニュー | 利用可 | 利用可(共通) |
未認証アカウントの場合、どれだけ良い配信をしていても、ユーザーが「お店の名前」や「地域名+業種」で検索したときに自分のアカウントが出てきません。友だち追加してもらうには、QRコードを直接見せるか、URLを案内するしかない状態です。
認証済になると、LINEのキーワード検索に表示されるようになります。また、Yahoo!マップとの連携も可能になるため、マップ検索から友だち追加へつながる流れも作れます。新規顧客が「自分で見つけて友だち追加する」という経路が生まれるのは、認証済アカウントだけです。
なお、2026年4月の仕様変更により、従来の青色バッジ(認証済)と緑色の星バッジ(プレミアム)は「緑色チェックマーク(認証済)」として一本化されています。現在は審査を通過したすべてのアカウントが同じ緑色のマークになります。

認証済バッジを取得する3つの実質的なメリット
1. 「指名検索」以外の流入経路が生まれる
未認証のアカウントに友だち追加してもらうには、必ずこちら側からQRコードやURLを渡す必要があります。店舗に来た人、SNSで案内した人、チラシを見た人——すべて能動的に案内しなければ届きません。
認証済になると、ユーザーが自分でLINEを開いて検索して見つけてくれるようになります。「渋谷 カフェ」「新宿 美容室」のように地域名と業種で検索したときに表示されるため、まだあなたのお店を知らない新規ユーザーへのリーチが可能になります。これは未認証では実現できない流入経路です。

2. 店頭集客に使える公式ノベルティが充実する
未認証アカウントでも1種類のポスターデータは無料でダウンロードできますが、認証済になると複数種類のポスターデータが利用可能になります。加えて、LINEキャラクターが入った卓上POPや友だち追加を促すステッカーなど、公式ノベルティの購入権も得られます。
店頭にこれらを置くことで、来店したお客さんがその場でQRコードをスキャンして友だち追加する導線が作れます。特に「友だち追加でクーポンプレゼント」と組み合わせると、来店客を継続的なLINEフォロワーへ転換しやすくなります。

※未認証アカウントでも一部ポスターのダウンロードが可能です
3. 法人運営に適した環境が整う
認証済アカウントでは、株式会社ラクーンフィナンシャルが運営する「Paid(ペイド)」を通じた請求書払いが選択できるようになります。クレジットカード払いが難しい法人にとって、経費処理のしやすさは実務上のメリットです。
また、来店予約や高額サービスの申し込みを受け付けるビジネスでは、緑バッジの有無がユーザーの信頼判断に影響します。特に初めてのユーザーが「このアカウントは本物か」を判断するとき、認証済バッジは安心感の根拠になります。
認証申請の手順(PC・スマホアプリ別)
申請はすべてWeb上で完結し、費用は無料です。
PC版(LINE Official Account Manager)での手順
STEP 1:管理画面にログイン
LINE Official Account Manager(https://www.lycbiz.com/jp/login/)にアクセスし、ログインします。
STEP 2:設定画面を開く
左メニューまたは右上の「設定」をクリックし、「アカウント設定」を選択します。
STEP 3:認証申請ボタンを探す
「アカウント設定」の中にある「認証ステータス」の項目を開きます。現在のステータスが「未認証」であれば、「認証済アカウントを申請する」というボタンが表示されています。

STEP 4:申請情報を入力する
以下の情報を入力します。入力内容は実際のホームページや登記情報と完全に一致させてください(後述の「審査通過のコツ」参照)。
- 業種・カテゴリ
- 申込者情報(氏名・メールアドレス)
- 店舗・企業情報(屋号または会社名、住所、電話番号)
- WebサイトのURL(ある場合)
STEP 5:申請を送信する
内容を確認して送信します。送信後は修正が難しい場合があるため、誤字脱字がないか必ず確認してから送信してください。
スマホアプリ版での手順
STEP 1:管理アプリを開く
LINE Official Account Managerのスマホアプリを起動し、対象のアカウントを選択します。
STEP 2:設定画面へ移動
下部メニューの「ホーム」タブを開き、右上の「設定(歯車マーク)」をタップします。
STEP 3:アカウント情報を開く
「アカウント」→「認証ステータス」の順に進みます。
STEP 4:申請ボタンをタップ
「認証済アカウントを申請する」をタップし、PC版と同様の情報を入力して送信します。
申請後の流れ
送信後、通常5〜10営業日で審査結果が届きます。結果は登録メールアドレスと、LINE公式アカウントのメッセージ(管理画面上)で通知されます。
審査期間中もアカウントは通常通り運用できます。配信・リッチメニュー設定・友だち追加対応はすべてそのまま続けられます。
審査で落ちないための5つのチェックポイント
LINEヤフーは審査基準を完全公開していませんが、不承認になるケースから逆算すると、以下の5点が通過のカギになります。申請前に必ず確認してください。

チェック1:ホームページの情報が申請内容と一致しているか
最もよくある不承認の原因が「情報の不一致」です。申請フォームに入力した屋号・住所・電話番号が、ホームページや名刺、Googleビジネスプロフィールの記載と一字一句一致しているか確認してください。
たとえば、申請には「株式会社〇〇」と入力したのにホームページには「(株)〇〇」と略記されている、住所のビル名や部屋番号が省略されているといった差異が審査落ちにつながります。
チェック2:電話番号が現在も繋がるか
申請に記載した電話番号が現在も使用中のものかを確認してください。使用していない番号や転送設定が切れている番号を記載すると、実在性の確認ができず不承認になる可能性があります。必ず営業時間内に繋がる番号を記載してください。
チェック3:Googleビジネスプロフィールが設定されているか
必須ではありませんが、Googleビジネスプロフィールへの登録が実在性の証明として有効に機能します。未登録の場合は、申請前に登録しておくことを推奨します。特に実店舗を持つ業種では、マップ上に店舗が表示されていることが信頼の根拠になります。
チェック4:ホームページが存在するか
ホームページがない場合はGoogleビジネスプロフィールへの登録や、Instagram・X(旧Twitter)などのSNSアカウントが実在性の代替証明として重視されます。申請前にこれらを整えておくと審査通過率が上がります。
チェック5:業種がガイドラインに抵触していないか
以下の業種は審査対象外または制限業種となっています。申請前に自分のビジネスが該当しないか確認してください。
- アダルト関連サービス
- 連鎖販売取引(マルチ商法)
- ギャンブル関連
- 出会い系サービス
- その他LINEヤフーの利用規約で禁止・制限されている業種
業種の制限については、LINE公式アカウントのガイドラインページで最新情報を確認することを推奨します。
審査に落ちた場合の原因別対処法
審査に落ちても、アカウントが削除されることはありません。灰色バッジのまま運用を続けながら、不備を修正して再申請できます。
不承認通知が届いたら、まず通知メールに記載されている理由を確認してください。理由が明記されていない場合でも、以下の原因別に順番に確認していくと原因を特定しやすくなります。
原因1:情報の不一致
ホームページ・Googleビジネスプロフィール・申請フォームの屋号・住所・電話番号をすべて照合し、完全に一致するよう修正します。修正後、各プラットフォームの情報が反映されてから再申請してください(Googleビジネスプロフィールの情報反映には数日かかることがあります)。
原因2:ホームページの内容が薄い、または更新が止まっている
ホームページにビジネスの概要・所在地・問い合わせ先が明記されているか確認します。情報が少ない場合や更新が数年止まっている場合は、内容を整備してから再申請します。
原因3:電話番号の問題
記載した電話番号が現在使用中のものかを確認します。転送設定や営業時間外の対応についても見直してください。
原因4:業種の申告ミス
申請フォームの業種選択が実際のビジネス内容と合っていない場合に不承認になることがあります。近い業種カテゴリを選び直して再申請してください。
原因5:上記を修正しても通らない場合
LINEヤフーのサポート窓口にお問い合わせのうえ、不承認の具体的な理由を確認することを推奨します。
認証取得後にやること——増えた友だちを売上につなげる
認証済バッジを取得すると、検索経由で友だちが増え始めます。ただし、増えた友だちに対して画一的なメッセージを一斉送信するだけでは、ブロックされて終わります。
友だちが増えた段階で同時に整えておきたいのが「接客の自動化」です。Lステップ等(LINE公式アカウントの拡張ツール)を導入することで、以下の対応を24時間自動で行えるようになります。

- 友だち追加直後に属性(悩み・興味)を確認するアンケートを自動送信し、タグを付与する
- タグに応じて異なるリッチメニューと配信内容を自動で出し分ける
- 来店予約・イベント申し込みをLINE内で完結させ、前日リマインドも自動送信する
検索から流入した見知らぬユーザーは、まだあなたのことを知りません。最初の接客で「自分に合った情報が届く」と感じてもらえるかどうかが、ブロック率と成約率の両方を左右します。
認証取得とLステップの導入をセットで進めることで、増えた流入を実際の売上に変える仕組みが整います。
▼Lステップの料金・初期設定については、こちらで詳しく解説しています
【2026最新】Lステップ料金と初期設定の手順を網羅!LINE仕様変更への対策も徹底解説
▼LINE公式アカウントの開設手順から初期設定まで知りたい方はこちら
【2026年最新】LINE公式アカウントの始め方・完全ガイド
よくある質問(FAQ)
Q1. 審査中にアカウントの運用は続けられますか?
続けられます。申請送信後も、メッセージ配信・リッチメニューの設定・友だち追加対応はすべて通常通り行えます。審査結果が出るまでの間も運用を止める必要はありません。
Q2. 一度取得した認証バッジが取り消されることはありますか?
利用規約違反が確認された場合や、ビジネスの実態が変わった場合に取り消されることがあります。申請時に記載した情報(住所・電話番号・業種)が変わった際は、管理画面から情報を更新してください。
Q3. 審査に落ちた後、すぐに再申請できますか?
不承認の理由を修正してから再申請することを推奨します。内容を変えずにすぐ再申請しても同じ結果になる可能性が高いため、まず不備を特定して修正したうえで送信してください。
まとめ:LINE公式アカウント認証済バッジの取得ポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請費用 | 無料 |
| 申請場所 | LINE Official Account Manager(PC・スマホ共通) |
| 審査期間 | 通常5〜10営業日 |
| 審査通過のカギ | 情報の一致・電話番号の稼働・実在性の証明 |
| 落ちた場合 | アカウントは削除されない。原因を修正して再申請可能 |
| 取得後のメリット | LINE内キーワード検索への表示・Yahoo!マップ連携・公式ノベルティ充実・請求書払い |
実店舗を持つ方、法人運営の方、LINE経由の新規集客を増やしたい方は、まず無料の認証申請を送信することがスタートラインです。
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